65. 人材育成を失敗するための悪魔の辞典
2026/07/17 8:10
どこの会社でも 人材育成は重要だと言われております
しかし ときどき 不可解なことが 起きているかもかもしれません
今日は、両極端を 並べることで 理解を深める試みをしてみます
そこまでひどいことは起こっていないと思われますが、、、あくまでも対比で
テーマ:「人材を育成して会社を成長させる、は考え方で大きな差がつきます」
昔から世界には 悪魔の辞典 というものが存在する。正論を書くよりも、正論の反対を書いた方が、人々は正論を深く理解するからであろう。今回のブログは、この流儀を 真似てみる。
A天使の辞書(これに留意すればうまくいく)
Vs
S悪魔の辞書(これに留意すれば失敗する)
の形式で 要点をお伝えしたいと思います
・経営者の価値観
A教育費用は投資だ(人に蓄積され永続的に効果発揮される)
S教育費用は消費だ(出費抑制するほど儲かる気分になる)
・部長級の価値観
A教育でどの能力をどれくらい伸ばせば、効率や品質にどんな影響があるか自ら考えている
S教育がどんな効果があるのかわからない、部下に効果説明しろと言う
・マネージャ〜主任の価値観
A人材育成の目標と計画がある、定期的に本人と擦り合わせる、動機づける
S人材育成は受講者希望に任せる、目標は考えたこともない、動機づけはやりようがない
・全ての幹部社員の価値観
A人材育成で、人材の能力が上がることが大きな価値だ、成果は結果に過ぎないと考える
S人材育成の成果が出る頃には自分は転籍している、自分が評価もされない、興味ない
A人材育成で成果出すことの価値観を組織に周知徹底、人事評価にも反映する
S量産開発での問題解決こそが最大の成果、そればかり人事評価する
・受講後アンケート@受講者
A 名前明記で、責任持って考えて意見を述べる、質問して理解できるまで頑張る
S無記名で、S N S的に、社会人らしからぬ無責任に感情吐露して終了
・受講後アンケート@上司
A上司はアンケート内容記述に関心を持ち、理解不足あればコンテンツ対策しわかるまで継続
S 上司はアンケート内容記述は読まず、総合点だけ見て人気なければそのコンテンツ中止
・受講前@受講者
A これからの仕事からバックキャスティングして、受講コンテンツを選ぶ
S好きなものだけ受講、苦手は無視、仕事への必要性には無関心
・受講前@上司
A 上司は内容を知っている、内容の選定に関わる、受講後の業務設定もあらかじめ配慮
S上司は内容を知らない、無関心、受講後の業務設定はこれまで通りの前提
さて、人材育成に関わるみなさま、あなたはドキッとしましたか? 大丈夫だ、と思いましたか?
自分は 人材育成の係じゃない と思って気にしなかった人がおられたならば、あなたが一番危険です

