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20. デザインとアート
2016年に、日本工学アカデミーでの 講演を依頼された。いただいたお題は、「デザインとアート」。

この伏線があっての、右のポスター写真でしめす、2017年の 国際シンポジウム(同じ桑原氏が企画)であったと、後でわかることになる。このシンポジウムでも、同じテーマで、特別講演を依頼された。
ここで、デザインという意味は、技術設計の方の意味だった。
同じ話を2回したが、初回は一人での単発講演会、暑い夏であったが冷や汗をハンカチで拭いながらのキツイ講演となった。2回目の国際シンポジウムの時には、講演者は、私だけでなかったので、心強く楽しめた。
基調講演は、ハーマンハウザー卿、 学術界からは金谷先生 、医学界からは中島先生、産業界からは服部セイコーの服部氏、、、、、パネルディスカッションにも参加して楽しめた。 パネルディスカッションでの話題は、「時計をデザインするアート職人には、コンピュータ支援技術が必要か?」など。論客たちが導いた結論は、「人間とコンピュータのコラボで、人間の能力をさらに引き出すことができるはずだ」、というところに落ち着いた。


MBDがなぜ必要なのか、いきなりMBDの技術を教えても、MBDは広がらないと思える。MBDは多くの人にとっては魅力が理解しがたい。これは数学や物理が苦手できらいな子供が多いのと同じ事情だろう。

でも、現代の物作りは、素手で頑張れるほど容易ではない。そのために、MBDを使いたい、と思っていただきたい。
後日談:
ここでも人との、ご縁、絆、を感じることになる。敷居が高かった、日本工学アカデミーであったが、自分自身が、その後、日本工学アカデミーのフェローと成るとは、想定外のことであった。
これまで自分は、ドクターとかフェローとは無縁でむしろ避けてきた。この件も私では力不足であるからと申し上げて、確か2回ほど丁重に辞退を試みたのだが、複数名の日本工学アカデミー正会員の方から、お会いするたびに熱心に推薦していただき、謹んでお受けすることになった。このご縁で、アカデミーの方達との、大切な絆が続いている。
〜 ミスター・モデルベース開発 と呼ばれた男の独言 〜
ヘンジニア